調理としての就労ビザ業種ポイント|さいたま市ビザ申請代行
就労ビザや転職のビザというと、企業に雇用就職をして日本で働くのが一般的ですが、その他の方法として、飲食店や料理店に調理師さんコックさんとして働く技能ビザという方法があります。
外国の方、特にアジアやパキスタン、スリランカ、インド方面の人たちには、この調理師コックのビザが人気です。エスニック料理やインドカレーのお店なども1つの地域に1店舗は見かけるようになりました。
ただし、この調理師やコックの人を呼ぶための技能ビザにもいくつかポイントがありますので、解説をしていきたいと思います。
■技能ビザで調理師コックを呼ぶメリット
まずはメリットからご紹介したいと思います。
外国の方が一般企業に就職や転職をする場合には、大きく2点のポイントがあります。
1つは、学歴です。簡単な例としては、本国で大学を卒業していることです。
卒業証明書を提出することで学歴を証明する必要があります。
もう1つは、業務内容です。単純労働ではないということと、その人が大学で学んだ内容と会社で行う業務の内容に関係性があることが重要です。
これに対して、技能ビザの調理師さんはどうかというと、まず、学歴不要という点が最大のメリットです。
外国の方は大変失礼かも知れませんが、日本ほど大学へ進学する人数が多くありません。
むしろかなり裕福な層の家庭でなければ大学まで出ることができません。
その点で学歴が必要のない技能ビザは、外国の方にとって非常にメリットが大きいものでしょう。
■注意点
メリットの項目では、調理ビザで学歴が必要でないとお伝えしましたが、当然、それ以外の条件が存在します。結論を言いますと、実務経験がその条件です。
10年以上(タイの場合のみ5年以上)海外でコックとしてお店で働いていた実務経験が必須になります。これも、卒業証明書の代わりに、そのお店で働いていた退職証明書や在職証明書の提出が求められます。
よくお客様から、ちょうど10年が過ぎたばかりの人でも雇えますかという質問を頂きますが、当社では、過去に10年と数日経過しただけの人のビザも取得しているので、10年をちょっとでも経過していれば、問題ないです。