自動車の部品製造工場や金属加工工場でベトナム人の就労ビザを取得したケース|さいたま市ビザ申請代行
■職務内容・・・就労ビザの機械設計・プログラム
■会社業態・・・自動車部品の製造業や金属加工業
■国籍 ・・・ベトナム人
■費用 ・・・9万円
■申請まで・・・14日
あまりビザについて慣れていない方ですと、外国人が安い労働力で工場のライン作業などをさせられているというイメージがあるかもしれません。
しかし、これはあくまでも、留学ビザを取得して日本にきている中でアルバイトとして働いている外国人や、日本人と結婚して配偶者ビザという在留資格で日本にいる外国人が働く場合に限ります。
会社に就職して働くために日本に来る場合は、いわゆる就労ビザを取得することになります。
就労ビザでは、日本人と同じ給与でなければなりませんし、工場内のライン作業などはできません。
では今回のケースのように、自動車部品などの製造業や各種加工会社などで就労ビザを取得するにはどのような方法があるのでしょうか。
実例などを踏まえ、説明していきたいと思います。
◇金属、自動車などの製造業や加工工場での就労ビザ
まず、ビザの許可をもらうには、ライン作業や単純作業ではなく、専門的な技術を必要とする職務内容につかせる必要があります。翻訳通訳、会計管理業務などが一般的です。
ただ、実例の会社さんでは、技術者として、より現場に近い作業ができるようにビザを取得しています。
そのポイントとしては【機械設計・プログラム】という職種です。
例えば、製造業や加工会社の工場には、製品を加工するための機械があります。
その機械を操作する技術の中には、プラスチック成形技能士や機械加工技能士、電気工事施工管理技士といったような資格があるほど技術が必要なものもあります。
この機械を使えるように設定するのは、専門的な知識を持っていなければ難しいことも多いため、機械の設計や機械のプログラムをするという形に位置づけることができます。
これを踏まえ、在留資格としては技術人文知識国際業務、職種としては設計の項目にチェックを入れて申請する形になります。
※資格の名前を出しましたが、採用する時には、その資格を取得していなくても問題はありません。
実例の会社さんでも、NC旋盤を利用した金属製品の加工を任せるということでビザを取得しています。
この実例と同様にご自身の会社で外国人を就労、転職で雇いたい場合などは、その外国人に行わせたい職務が、専門的であり、日本人のアルバイトや知識のない正社員では難しいという仕事があるかどうかを考えて頂くと、ビザ取得の可能性が高まります。