マーケティングについての就労ビザ業種ポイント|さいたま市ビザ申請代行
商品やサービスを作り出して行くうえで重要な業務の一つに市場の調査や研究といったマーケティング業務がありますが、このマーケティング業務を外国人が行うということで就労ビザを取得することができます。
マーケティング業務で就労ビザを取得するために重要なことは、外国人本人の学歴や経歴と、実際にそのマーケティング業務がどのようなものかです。
まず、外国人本人の学歴や経歴についてご説明いたします。
マーケティングで就労ビザを取得するには、その外国人本人が大学で「学位」というものを取得しているか、実際にマーケティング業務に10年以上携わっているか、どちらかの条件を満たす必要があります。
条件を満たしている証明は、学歴の場合は「卒業証明書」や「成績証明書」で行っていくことになるのですが、実務経験の場合は少々複雑になります。
実務経験の証明で一番オーソドックスなのは在職証明書というものを勤務先の会社に発行してもらうことです。
在職証明書の書式に決まりはありませんが、具体的に市場調査や研究といったマーケティング業務を行っていたことは必ず明記していなければなりません。
また、場合によっては実際にどのような市場調査や研究をおこなっていたかというマーケティング業務に関する資料を集めて、参考資料として就労ビザ審査機関の入国管理局へ提出する必要もあります。
こういったマーケティング業務の実務経験について証明できる資料を準備することは、一つの企業にずっと務めていた人であれば、比較的問題なく進めることができます。
しかし、人によっては10年以上マーケティング業務をやっていたとしても、途中で会社を転職したり、転勤したりしていたために、10年分の実務経験を証明する資料を準備できないこともあります。
知識や経験といった能力はしっかりしているのに、証明資料を準備できないために不許可になってしまう人もいるので、この実務経験をクリアする就労ビザというのは、学歴で取得する就労ビザよりもはるかに難易度が高いと言えます。
マーケティング業務をやっている証明資料を準備したつもりになっていても、必要な項目に漏れがあったり、マーケティング業務以外の業務を行っている人のテンプレートを会社が流用したために事実と異なる記載になってしまったりと、就労ビザ申請で不利になってしまうこともありますので、書類準備では気を付けなければならないポイントをしっかりと押さえておかねばなりません。
弊社ではそういった証明資料の確認やアドバイスなども行えますので、もしマーケティング業務で就労ビザを取得しようとお考えの方々がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡いただければと思います。