スリランカやネパールの方が自動車工場で取得した貿易や整備士の就労ビザ|さいたま市ビザ申請代行
■職務内容・・・自動車工場の貿易・整備士
■会社業態・・・自動車工場、整備士
■国籍 ・・・スリランカやネパール
■費用 ・・・9万円
■申請まで・・・20日
当社が就労や転職ビザの申請代行を始めて、初期のころから数は多くないものの、コンスタントにご相談を頂く業種として自動車の業種があります。
おおまかに分けると、自動車の貿易と、自動車整備の会社さんです。
この2つを、それぞれの就労ビザの例として簡単に解説していきたいと思います。
◆自動車の会社で貿易ビザを取得する
これはブラジルの方が経営管理ビザで自動車の部品の貿易会社を設立し、そこにスリランカの方を就労させたいという相談がきっかけでした。
日本で廃車や型落ちをした車を買い取り、使えるパーツなどを解体し、海外へ輸出するという仕事を業務にしていました。
海外の取引企業が増えてきたとのことで、貿易の部分の人員を増強すべく、スリランカの方の雇用を希望されてました。
スリランカのご本人は、元々本国でも貿易を行っていた経験があり、社長の友人でもありましたので、条件や雇用の経緯としては特に問題がない状況でした。
この申請で気を付けるべきは、自動車のパーツの解体や運搬などの仕事をさせることはできないということです。あくまでも、貿易部分の仕事をさせるためでなければ就労ビザは取得できません。
それには、当然、相手の国との取引や連絡の履歴がなければ怪しいですし、過去の貿易の実績や会社の業績も審査されます。
本人の条件と、会社の状況の説明さえしっかりと入管に提示できれば、自動車工場でも就職が可能です。
◆自動車整備士の就労ビザ
自動車関連で言えば、この整備士の就労ビザも取得が可能です。
最近では、自動車整備士になることを目指す外国人もいらっしゃるほど、人気の職業でもあります。
自動車整備士として就労ビザを取得していくポイントとしては、どのくらいの専門技術があるのか、技術を指導できる人がいるのか、などが挙げられます。
例えば、自動車整備の専門学校に留学していて、自動車の機関設計などを学んでいれば、自動車メーカーや設計の方面から就労ビザの取得ができます。
整備士としてであれば、板金やタイヤ交換などの肉体単純作業ではなく、専門知識を活かした作業をするということを入管に説明することで、許可になります。