貿易についての就労ビザ業種ポイント|さいたま市ビザ申請代行
貿易関係の業務に従事させるために、就労ビザを取得させるケースは非常に多いです。
実際に、入国管理局への就労ビザ申請の中でも貿易業務が占める割合は高く、外国人が携わることにも明確な理由がある場合が目立ちます。
例えば、本国特有の商品や素材などを日本に輸入して販売していったり通関記録やインボイスを扱ったりという場合は、日本人が携わるよりもその本国出身者である外国人が就労ビザを取得し貿易業務を行っていったほうが手続き面でも内容面でも有用であるようです。
また、本国で貿易業務に携わっていた外国人が、日本に転職などでやってくるというケースもあります。
輸出入にかかわる貿易業務は日本の商業の要ではあるかと思いますが、そんな日本で外国人が就労ビザを取得するには、やはり様々な条件をクリアする必要があります。
一番簡単なのは大学を卒業していることなのですが、人によっては大学や専門学校を中退していたりと、ビザ取得の条件を満たせない方もいらっしゃいます。
そこで入管法や法務省の案内などを見てみると、実務経験で貿易業務の就労ビザを取得する道があることに気づく方もいらっしゃるかと思いますが、この実務経験でのビザ取得というのは、非常に難しいものになります。
実務経験での就労ビザ申請では、就職や転職にかかわらず、経験していた会社での在職証明書や、実際に扱っていた通関記録やインボイスなどの確認資料の提出を求められます。
そのインボイスをどこまでそろえられるか、またどんな内容でどの程度の量があればいいのか、そういった基準については、明確に公開されているわけではありませんので、おそらく専門家でもそこまでフォローできている方は少ないのではないかと思います。
弊社では、実際に入国管理局から貿易業務の実務経験についてインボイスや通関資料などの提出を求められた際には、お客様の経歴や実際に行っていた業務内容の部分から、提出書類だけでなく関連の補足書類を提出するなどして、入国管理局に事実が正確に伝わるような工夫をしておりますが、こういったことをお客様がご自身の判断で行うことは難しいかと思いますので、実務経験しかない外国人の方こそ、就労ビザの申請の際には専門家へご相談いただければと思います。