秩父のお祭り
埼玉県にあって、秘境のような地域と言えば、秩父が思い浮かびます。
秩父と言えば、手つかずの自然が多く残り、紅葉や渓流などで私たちを楽しませてくれる観光名所です。
さて、日本人も外国人も、むしろ人間であれば皆が好きな物がお祭りです。
今回なぜ秩父のお祭りをピックアップしたのかと言うと、秩父、なんとお祭りの数がとんでもなく多いのです。
お祭りの市といっても言い過ぎではありません。
ではどのくらいあるのでしょうか。
秩父はとんでもなく祭りの数が多い
お祭りの数が多いと言いましたが、どのくらいあるのでしょうか。
まず、ほとんど毎月お祭りを行っています。
それどころか小さな規模を合わせれば200とも300とも言われています。
ほぼ毎日のペースですね、笑!
もちろん秩父は広いので地域ごとのものを全て合わせたらというお話しですが、それにしても断トツです。
その中でも有名なお祭りをご紹介しようと思います!
秩父川瀬祭
なんと言ってもこのお祭りは欠かせません!
歴史としては350年前から続くお祭りで、元々は平安時代からのお祭りの流れを汲んでいます。
祭りばやしとお神輿がでるところはその他のお祭りと同じですが、川瀬祭りの凄いところはその後。
神輿洗いという儀式があり、屈強な男たちが川に神輿を入れ、洗います。
この豪快なパフォーマンスは一見の価値ありです。
鉄砲まつり
非常に珍しく、エンターテインメント性が高いのが、この鉄砲まつり。
名前の通り、祭りのクライマックスに空に鉄砲を撃つことからこの名前がついています。
祭り自体は戦国をかたどったような催しで、提灯が並んでいたり、大名行列があったり、そして祭りの一番の盛り上がりが『お立ち』と呼ばれる、馬の一騎駆けです。
通路の両側から鉄砲が次々と鳴り響くなか、武士の時代のように馬が駆け抜けるシーンは、ここ秩父でしか味わえない良さがあります。
外国人の皆さんもお祭りを楽しんでみてはいかがでしょうか。