外国人にも人気の長瀞ライン下り
日本には『渓流下り(けいりゅうくだり)』という夏にぴったりの遊びがあります。
外国の方に分かりやすく例えると、大勢が乗る船でカヌーをするようなイメージでしょうか、笑。
日本は外周を海に囲まれていますが、内部は山がかなりの面積を占めています。
ですので、土地の各所に湧き水があり、それが清流となって流れ、やがて海に流れます。
この清流を使ったのが、渓流下りです。
長瀞ライン下りの魅力
外国のベネチアは街の中に川が流れており、そこを優雅にゴンドラで進むというものがありますね。
長瀞(ながとろ)のライン下りは、街ではなく、両側の雄大な自然の中を20分かけて船で進むものです。
ちなみに必ず濡れます!
船も、エンジンがあってデッキがあってというものではなく、木で出来ている昔ながらの船に15人くらいが乗り込みます。
船の高さも意外に低いので、やはり早い流れのところはハラハラします。
そして何といっても景色は大きな魅力でしょう。
両側の景色は美しい山々はもちろんですが、石にも注目して欲しいです。
長瀞の石畳(ながとろのいしだたみ)
石に畳という言葉を重ねるところが非常に日本的な言葉で僕は好きなんですが、秩父を代表する観光スポットにもなっています。
かなり巨大な石たちが、まるで人為的に揃えられたと思わせるほどに平らに長くそびえたっています。
場所によっては石の上で遊んだりもできます。
また石の形が様々なものに見えるというトリックアートのような場所もあり、面白い名前などがついているので、それを探すのもひとつ面白いかもしれませんね!