在留資格について｜各種ビザ申請代行の用語説明ページ
簡単にいえば、国内にいることを許された資格のことです。この資格には、それぞれ種類があり、その数２７種類にものぼります。みなさんがイメージされるビザは、本来はこちらのことです。
在留資格を取得するためには、様々な手続きがあります。
まず、最初に在留資格を取得するのは、日本に入国する時でしょう。観光などで短い間だけ日本に滞在するような時は、短期滞在という在留資格が与えられることになります。観光ではなく、働くために日本に滞在しようというときは、日本に入国する前に、ビザを取得する前に、日本の勤務先が日本の入国管理局へ在留資格認定証明書交付申請というものをする必要があります。この手続きで得られた在留資格認定証明書というものは、「この人は○○という在留資格を得られる状況にあると入国管理局が認めます」というものです。ですので、この在留資格認定証明書というものを取得したとしても、外国にある日本大使館へ日本へ入国したい本人がビザ申請をして、ビザ発給が不許可になるというケースもありえます。これは、日本国内では知らない情報でNGになるケースや、大使館での面接で明らかな虚偽が判明した際などが該当します。ですが、ちゃんと通常の理由、手続きを踏んでいれば、大抵は問題なく日本に入国でき、在留資格を取得することができます。
一度日本に入国した後に得た在留資格を別のものに変えたいというケースもよくあります。こういう際には、在留資格の変更の手続きをしなければなりません。この際は、変更が認められるかどうかは入国管理局の審査によることになります。
また、在留資格には期限があります。なんの手続きもせず期限を超えて日本に滞在してしまうとオーバーステイとして違法行為になってしまします。違法行為をした外国の方々に対しては、日本の警察や入国管理局は厳しく対応していくことになりますので、ご注意ください。逮捕や拘留、本国への強制送還なども珍しくありません。ちょっと更新を忘れていただけ、というような言い訳は全く通用しませんので、更新の手続きは忘れずにしっかりとしてく必要があります。
